福島と東京でクリス・バズビー博士講演会

クリス・バズビー博士
低線量被爆について20年以上研究している、
1997に欧州で設立されたECCR(欧州放射線リスク委員会)の代表者です 。

今、一番恐ろしい事態は、空間放射線量よりも
地上に舞い落ちた放射性物質が風で舞い上がり
その放射性物質を吸い込み内部被爆するこではないでしょうか。
それと、食品からの内部被爆も、、、

私にはどこまで本当なのか分かりませんが
断片的な情報と言うのは、どう比較すればいいのか
真意が図りかねますけど
まとめの一環（覚書）として参考にしています。

恐ろしいことが記載されていますので
病気療養中、心臓の弱い方は、通覧しないようにして下さい。
ここから先は、自己責任でお願いします。


【バズビー博士(ECRR)の予測と提言】
私は毎時1マイクロ以上の汚染地域からは、避難するよう提案する。
福島第一原発から100キロ以上のエリアにおいても、空気中の汚染度は、
世界核実験のピーク時の(63年ごろに)汚染に比較して1000倍にもあたる。

【エアフィルターを調査した車について】
ひとつは千葉市と東京都を100日間往復し続けた車。
セシウムと134と137が核実験ピーク時の300倍。
もうひとつは福島から100キロ圏外で100キロ走った結果(四台分)
α核種を検出したが、これはほぼウランかプルトニウム。
現在詳細分析をしている。

【日本政府の行動についてバズビー氏が思うこと】
政府は犯罪的レベルの無責任さだ。
突然法律を瞬間的な判断によって変更することなどできるわけがない。
ヨーロッパではこんなことは許されない。
さらに言うならば、被曝量の基準は内部被曝を一切含んでいない。
もし内部被曝をきちんと考慮するのならば、
会津若松の人々も既に20ミリシーベルト以上被曝していると考えられる。

【食品による内部被曝について】
進化の過程によって消化系は腸内の無用物を排出する機能が高い。
しかし呼吸器系には一度吸引したものを排出するする機能が低く、
呼吸器系を介するダメージ効率は、消化系被曝の被曝によるダメージ効率より高い。

【東京への影響について】
福島の放射能が東京にきていることは、自分で計測して確認したから間違いない。
東京の人口は多いので、健康被害は多くの人に出る。
今後10年であなたがたは、それを見ることになる。
人々は政府に対してすべての食物および環境における放射能のモニターをし、
ネット等でいつでも全ての人々に公開されるように圧力をかける必要がある。
その情報に基づいてどう行動を取るかは個人の選択だ。

参考ブログ
クリスバズビー博士講演会 2011年7月20日 要点まとめ

参考サイト
福島老朽原発を考える会　（フクロウの会）

関連画像
バズビー講演 福島の車のエアフィルターからウラン、プルトニウム