スモッグのせいで中国の金持ちが続々と海外脱出を図る XINHUA.JP 3月20日

スモッグのせいで中国の金持ちが続々と海外脱出を図る、米誌の報道に「環境を破壊した張本人、彼らを逃がすな！」―中国ネットユーザー XINHUA.JP 3月20日　http://t.co/TcEFaj3gXY

— ZKSHANA (@ma_ko0623) 2014, 3月 20

中国紙・環球時報（電子版）は２０日、米誌タイムの報道として、大気汚染が深刻な中国で、最近の世論調査の結果、６４％の富豪（資産１６０万ドル以上）がすでに外国に移民したか、移民する計画を立てていることが分かったと報じた。

２年前の同じ調査では６０％だったことから、大気汚染を避けて中国を離れる富豪の割合は増加傾向にあることが分かる。子どもを持つ複数の富豪は、「言葉や文化の違いから、本当は中国に残りたいが、子どもの健康を考えると、引っ越さざるを得ない」と話す。

タイム誌はこれと対照的な例として、ニューヨークのセントラル・パークを取り上げた。７０年代は、芝生は枯れ果て、ベンチはカラスの糞だらけというさびれた状態だったが、ニューヨーク市の管理の無能ぶりに失望したジョージ・ソロス氏らが出資して改善に乗り出したおかげで輝きを取り戻したという経緯がある。

タイム誌はセントラル・パークの復活劇から、民間の富豪が政府の手の届かないプロジェクトに資金を提供して支援することの重要性が明らかになったとした上で、中国はスモッグのせいで国にとって最も重要な層を失ってしまうのか、と懸念を示している。

これに対し、ニュースコメント欄には中国ネットユーザーから様々な感想が寄せられている。

「十分に稼いだから、環境が破壊されたからといって、さっさと逃げるのか？政府は彼らを行かせてはならない！」 「中国の金持ちはなぜ環境改善に立ち上がろうとせず、自分たちだけ災いから逃れるために海外脱出を図るのか？」

「なんて憎たらしい富豪たちなんだ。貴重な環境を消耗させておいて、荒れ果てた土地をポイ捨てするのか。逃げるが勝ちと思っているのだな」
「スモッグは貧乏人が作り出したわけではあるまい」

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